No.10 ESP 助六
name: Kellogg
助六11号機「Kellogg(ケロッグ)」です。まずは名前の謎を解きましょう。鮮やかなオレンジが非常に目を引くこのギター…初めてバンドの練習に持って行ってメンバーに披露した時、ミナミちゃんが「なんかコーンフレークの箱みたいな色っすねww」って爆笑しながら言うんですよw 一瞬「えっ?」と思いましたけど、よく見たらオレ、紺色のTシャツ着てたんですよ(猛爆)自分も鏡で確認してみましたら「…確かに、コーンフレークですねw」となりましてww 紺とオレンジのコーンフレークと言ったら…もう Kellogg しかないですよね?www
冷静になって…今改めてジックリ本機を見てみると…ずいぶんトチ狂った色してますね(猛爆)正直に告白しましょう!本当はこういう色のギターが売ってたんです。ちょっとばかり色が薄い感じでしたけど、この「虎柄+オレンジのグラデーション」っちゅーのがあったんです。KRAMER というブランドの Pacer という、オレ世代では結構有名なギターなんですけど、ネットの海外のサイトで中古品を見つけたんです。安かったんで買おうと思ったんですけど、買えなかったんです。たぶんですけどね、ギターって世界中で流通してますけど、「この国で売ってるものはこのエリアでしか売ってはいけない」という様な約束事というか、協定の様なものがあるんですよ。ネットでは日本からでも見れてしまう、けれどもいざ買おうとすると買えない…洋服なんかでも時々ありますね。現在の KRAMER 社がどうなっているのか、日本に輸入しているとしたらどこの代理店がやっているのか、当時はどうだったのか、協定が存在したのか、そもそも KRAMER としてギターを生産し続けているのか、KRAMER 事情はまったくわかりません。しかしとにかく、オレが買おうとした時、そのサイトの運営者は KRAMER を日本に輸出することに対して「ノー」だったんです。…その運営者が輸出するのがめんどくさかったという説もあります(猛爆)
それで ESP に「ねぇねぇ知ってるっしょ−!?KRAMER のさぁー!オレンジの虎柄の Pacer あるじゃーん!?あの色の感じ、ほっしいーなー!なんでかっちゅーとさー!ネットで KRAMER 買おうと思ったら買えなくてさー!なんでだろーなーおちんちんが口から出ちゃったのかなー!悔しくってさー!あー、あの色の感じ、ほっしいなー!」って2年くらい言ってたら作ってくれました(猛爆)
時期は「Best Wishes」のレコーディング前だったので、2012年の前半だと思います。仕上がってすぐのレコーディングでも大活躍しました。14曲中、ベーシックの半数以上はこいつの音なんじゃないでしょうか?それくらいいきなり活躍しました。「Best Wishes ツアー」も、結構こいつを弾いてましたね。なので3年しか経ってないのに、結構な使用感がありますね。キレイなところは本当にキレイなままなんですけど、ジャック近くの打痕やハイフレットのピッキング痕なんかからは、かなりの使用感が感じられてシブいです。ボディーバックのグラデーションも本当にキレイです。さっきは「トチ狂った」って言いましたけどw、写真撮りながら「おぉ!カッコいいね!」って何度も思いました。
「Kin-Pack」同様、こいつにも謎のシリアルナンバーが…。T1216409…。オレ ESP のシリアル全然読めないんでwww「12年に製造された」というところまでしか推測できませんw しかもなんで最初が「T」…?まさか…大正12年製なんでしょうかwww
2015/5