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guitar

No.21 Gretsch G6120SSUGR

name: Nature

ずら!ずら!

4本目の Gretsch の紹介です。こいつは 6120 のブライアン・セッツァーさんのシグネイチャーモデルで、正式名称は G6120SSUGR です。愛称は「ネイチャー」…日本語で言うと「自然」ですよね?…まぁ緑が綺麗なギターなんでね…そのまんまずらね(汗)

セッツァーさんのシグネイチャーモデルということは、3本前に紹介した「ベイビー」と同じギターなんですね!それの色違いです。「SSUGR」というのは「S(セッツァー)」「S(シグネイチャー)」「U(ウレタン塗装)」「GR(グリーン)」ということになるのでしょうね。

ベイビーとの相違点で話をしましょう。実はそんなにないんですよ…。ピックアップ、ビグズビー、ペグ、ストラップピンなどハードウェア部分はベイビーと全く一緒です。なので違いというと、塗装ですかね。塗装の違いは音に与える影響が大きいと言われます。ベイビーがラッカー塗装なのに対し、こいつはウレタン塗装です。ラッカーとウレタンの違い…どうなんでしょうね?(猛爆)実はあんまりボク自身はわからないんですよねwww 弾く側としてはラッカーの方が「鳴る気がする」っていうのはありますけどね…たぶん「気がする」だけです(猛爆)ラッカーの方が薄く塗れるんでそういうイメージがついたのかなぁ?あと見た目で、仕上げの感じが多少違いますけどね。でもこいつはウレタンだからどうっていうのはない(わからないww)気がします。

1本のギターで塗装をラッカーとウレタンとを剥がしては塗り剥がしては塗り、とか徹底検証でもしてみればさすがにわかるんでしょうけど、そんな機会もないので…。ベイビーと音の違いはありますけど、ベイビーは虐待、いや、レリックしちゃっててそれが音にも出ちゃってますし(大汗)塗装の違いというよりも「個体差」と考えたほうが良さそうな程度の違いです。

あと決定的な違いといえば、トップのバリ虎ですよね!しかもブックマッチですね!ベイビーはプレインなメイプルですが、こいつはこれでもかっ!ってくらいの豪華な杢が出ています。写真もこのバリ虎杢を見てもらいたくていろいろと撮ってみました。

トップの、特にピックアップセレクターとトーンスウィッチあたりの杢はため息が出るような美しさずら…。ピックアップの間あたりも同様にハイレベルでキテますよね!結局…どこからどう見てもキテます(猛爆)こんなに杢が細くシャープにボディー全体に出ているギターもなかなかないんじゃないですかねぇ?特に Gretsch のギターでは珍しいと思います。

「横山バリ虎研究所」の見解によりますと、このタイプの杢は「ピンストライプ」あるいは「フィドルバック」と呼ばれる様です。「フィドルバック」なんっていったらあなた(デヴィ夫人でいえば「あーた」)、それこそフィドルとかバイオリンとか、ああいった高級な楽器に使われる材ですよ?それがこんな大きなギターに使われちゃって…費用対効果は大丈夫なんずらかーーー!?

だってサイドとかバックも見て下さい。虎、虎、虎でしょう…?ついでにヘッドにまで虎です。これ黄色く塗ってたら完全に「阪神タイガース応援ギター」になってるところでしたけど、グリーンで塗ってあるところがめっちゃ憎いですね!

シリアルナンバーは12104559、2012年の10月生まれのギターです。この時期のセッツァーさんモデルは、現行のセッツァーさんモデルとラインナップが全然違ったんですね。2015年にセッツァーモデルはフルラインナップチェンジを実施、ホットロッドも2トーンのシリーズなどがドドーンと出ましたね。もちろんこいつのようなタイプ…6120 あるいはナッシュビルもラインナップし続けてますが、若干のマイナーチェンジがあったようです。あとカラーバリエーションがグッと絞られましたね。その分ホットロッドシリーズが充実(充実という名の祭りずらねw)している現状です。なのでいまはもうこのギターは製造されていません。いわゆる「一個前のシリーズ」という感じになるんでしょうか。

こいつとは劇的な出会いをしたんですよ…。あれは2014年の10月のことでした。御茶ノ水にある「楽器センター」という楽器屋さん、Gretsch では日本一の品揃えとの評判のお店です。店内1階にある大きなショーウィンドウに並べられた Gretsch ギター達の眺めは、まさに「圧巻」に一言なんです。観るためだけにでも訪れる価値ありです。

そこに別の用事で行った時に…その大きなショーウィンドウの一番奥から、…一番奥ですよ?そこから視線を感じるんです。だからボク、言ったんです。

「あのぁ…誰かが見てるずら…」

「いえ、誰も見てないですよー」

「でも…視線を感じるずら…」

「だいじょうぶですよー健さん、落ち着いてくださいねー」

「いや!気のせいじゃないずらーーー!あいつがこっちを見てくるずらーーー!」

劇的というか、ノリとしてはほとんど病棟ですよね!wwwwwwwwwww でもオレの中では劇的なんですwwwwwwww 頭の中では James Blunt の「You’re Beautiful」が流れてましたもんwwwwwwwww(「James Blunt, You’re Beautiful, 和訳」で検索してみてください)

そうなんです、目が合ってしまったんです。こういうことって稀にあるんです。それを全部真に受けてると体もお財布も持ちません。置き場所にも困ってしまいます。なのでこの日は用事だけ済ませて帰り、こいつのことは忘れようとしたんです。でも…忘れられなかったんずら(汗)

というのも、…写真を撮って帰っちゃったんです(猛爆)そしたらwwwwwwww家帰ってからも何度も写真見てwwwwwwwwww「うひょー、カッコいいずらーーー!」ってなるにwwwwwwwwwww決まってんじゃないですか!wwwwwwwwwwwwww 数日後にはまんまと現金握りしめてお店に戻った自分がいました(キリッ

こいつは数回ライブで弾いたことありますよ!基本的には家弾き用です。なのであまり使用感もなく…小さな打痕やかすれ傷程度ですね。

本当はツアーにも持って行きたい気持ちもあるんですけど…ピックアップの出力なのか鳴りなのかは判断しづらいところなんですけど、ベイビーと比べるとちょっとだけ音が小さいんです。まぁでもそれもこいつの個性なんで!この前久しぶりに Ken Band の練習に持っていったら思ってたよりもフィットしてたんで、そのうちにステージに登場するかもしれないですよ!

そういうのもギターを多数所有することの醍醐味だったりするんですよねぇ…。「最近こいつがキテるずら!」とか!まぁギタリストっていう人種はバカでしてwwwwwwwwwwwwwww 「ギターは生きている」と思い込む傾向がありましてねwwwwwwwwwwww 「最近のこいつがこう…」とかが好きなんですよwwwwwwwwwww 一度冷静になると「そんなに変わりゃしねぇよ」って思えるんですけどwwwwwwwwwwwwww 決して冷静になんてなれませんよwwwwwwwww 冷静になったギタリストなんて「飛べないブタはただのブタ」ですからねwwwwwwwwwww 「ただの冷静なギタリスト」なんてつまんないですよwwwwwwwwwwww まぁその分財布も痛まないでしょうけどねwwwwwwwww でも「あぁ、そりゃー良かったな」って感じがしますよwwwwwwwww しねぇかwwwwwwwwwwwww

でもこいつは「買って正解!」ってやっぱり思います!なにしろボクが買って以来どこの店頭でも見ないですからね。フルモデルチェンジ前の一番品薄の時期に出会ったんでしょうね。

まず弾きやすいです!それでこのルックス…部屋に置いておくとついつい手に取っちゃう1本なんです。まぁ Gretsch のギターはどれもそうですが…。

あとウレタン塗装って結構色味が変わっていくらしいんですよ!もとの緑が既に濃いので、ボディー全体の変化はあまり期待してないんですが…バインディングが黄ばんでくるとめちゃめちゃカッコ良さそうなんです!現状は白なんですけど…クリーム色っぽくなって行ったら最高ですね。そういった意味じゃ「一緒に年をとってくのが楽しみなギター」なんです。

なのでもう、ボクの「虎の子の1本」と言えるかもしれないですね!(バリ虎なだけにねwwwwwwwwwwww でも皆さんもそう思いましたよね?wwwwwwwwww 思ったことを言っちゃうかガマンするかの差だけですよね?wwwwwwwwwww でも実はそこの差がかなり大きいですよねwwwwwwwwwwwwww)

ネック裏の写真を見ていただきたいのですが…塗装が剥がした形跡があります。塗装というか、一番表面のクリアな部分を、スチールウールでこすって取っちゃいました。写真だとイマイチわかりづらいですかねぇ…?でも持ってみると結構違いますよ。表面の塗装がなんか指に引っかかる気がして取っちゃったんですけど、この行為が後のベイビーのレリックの要因に一つになったことは間違いないです(キリッ

写真といえば、こんなのも撮りました。F ホールからiPhone を突っ込んで、内部の撮影に成功しましたー!(これは Gretsch のスペシャリスト、猪郷さんの直伝の技!キリッ))

…まずおよそピックアップの下あたりを狙った写真です。

ドン!

a

ほとんどわけがわからないですよね!(猛爆)「なんのこっちゃ」だと思いますwwwwwwww しかしここで着目すべきは、内部にまで虎杢が出てること!塗装されていない状態なのでボディートップほどギランギランに出てるわけではないですが、しっかりと確認できるほど出てますね!

それからこのブレイシングなんですが、Gretsch が誇る「トレッセル・ブレイシング」と呼ばれるものです。まぁ…曲線がキレイですね…(そこかい!ってツッコミが聞こえてきますwww)

…続いて逆方向、ボリュームノブの下付近あたりを狙ってみました。

ドン!

b

これなんかもうwwwwwwwwwww 神々しい感じさえしてきますねwwwwwwwwww F ホールから差し込む自然光がwwwwwwwwwwwww オーストラリアの鍾乳洞みたいですよねwwwwwwwwww こんな写真、誰が喜ぶんでしょうかwwwwwwwwwwwwww

さあ、盛り上がってまいりました!(猛爆)最後に…一番目を引くピックガードとトラスロッドカバー!このヒョウ柄のピックガードは特注品です(キリッ あまり大きな声では言えないですけどね(ヒソヒソ)ボクには「Gretsch 裏ルート仲間」がいまして(ヒソヒソ)相談して作ってもらったんです(ヒソヒソ)当然 Gretsch マークやブランドネームを入れるわけにはいかないので、柄だけなんですけどね(ヒソヒソ)しかし強烈なインパクトですよね!だって、ねぇ?ネイチャーって名前をつけたんだから…「緑のジャングルの中にひそむヒョウ」っていうイメージ、合わないわけないですよねぇ?(猛爆)元々ね、ヒョウ柄ってロックンロールアイテムとしてお馴染みなんで、当然 Gretsch には合いますよ!

トラスロッドカバーは、ベイビーと同様に謎の通販でアメリカから買いました。ベイビーは穴の位置が合わず「泣きの2点止め」になっているんですが、こっちはなぜか合いまして無事に3点止めできております(汗)ちなみにこっちは「べっ甲柄」です。それも、ねぇ?せっかくネイチャーなわけですから…「緑のジャングルの中にひそむヒョウ、そして亀」wwwwwwwwwwwww 合わないわけないじゃないですか?wwwwwwwwwww そんで…トラスロッドカバーまでヒョウ柄にしないところがセンス良いですよねぇwwwwwwwwwwww

さぁ最後に、2本所有しているブライアンセッツァーモデル、両方ともピックガードとトラスロッドカバーを変えてしまっているので、せっかくだからオリジナルのものを掲載しておきます。

ドン!

c

2016/09/10

No.21 Gretsch G6120SSUGR / name:Nature
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