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guitar

No.19 Gretsch G6136T-LTV

name: Leo

もんげー!ホワイトファルコンのレオ君ずらーーー!

言わずと知れた Gretsch の最高機種、そして名器中の名器、ホワイトファルコン。ボクが名器というとどうしても違う名器に聞こえるとよく言われ(以下略)

こいつの正式名称は G6136T-LTV。愛称は「レオ」。なんでレオかと言いますと、うちのカミさんが飼っててものすごく可愛がってた犬がレオっていう名前だったんです。そのレオと同じような色をしてたので、手に入れた瞬間「こいつはレオ君だ!」と思ったんです。ボクも仲よしだったレオ君…犬のレオはもう亡くなってしまったんですが、こうしてギターになってウチに戻ってくれたんだなぁと思うと胸が熱くあれボク頭おかしいですか?
色も真っ白じゃないんです。ちょっとクリーム色っぽい「ヴィンテージホワイト」と言われる色です(犬のレオ君もヴィンテージホワイトでしたw)。もちろん真っ白なファルコンもありますが、ボクはこのくすみ具合が大のお気に入りで、購入する際のポイントでもありました。
「G6136」でホワイトファルコン、「T」はトレモロ…つまり Bigsby を搭載、「L」はラッカーフィニッシュ、「TV」はピックアップが TV Jones 製であることを表しています。
シリアルナンバーは「JT14010572」。2014年1月製です。
一口に「ホワイトファルコン」と言っても年代や仕様によって様々なものが存在し、それらはこういう型番やシリアルナンバーで判別することができます。昔のものになるとその限りではないとも言いますが、近年の物はこういうやり方で機種や仕様を読めるようになっています。これマメな。

ボクが入手したのは2014年の8月と記憶しております。そして同月の長崎の「Sky Jamboree 2014」で鮮烈デビューしたんでした。実はこのあたりの記憶は自分で覚えていたんじゃなく、イシバシ楽器御茶の水店の倉持君が覚えててくれてたんでした。こいつは倉持君の店で買った物で、「ホワイトファルコン買いたいんずらー!お店にあるずらかー?」と聞いたら、塗装違いの物やちょっと仕様の違う物など数本を揃えて選べるようにしてくれて、しかも閉店後のお店で試奏させてくれたんです。さらにその時に、日本の Gretsch の代理店をしている神田商会の「Gretsch のスペシャリスト」こと猪郷さんを呼んでくれて!そこから(ボクと猪郷さんの「2人 Gretsch ファンクラブ」という名の)ボクと Gretsch とのお付き合いが始まったわけです。
そう考えると、このレオ君がもたらしてくれたものはとても大きいですね…。これって…①倉持君のご縁なんですかねぇ?それとも②犬のレオ君のご縁なんですかねぇ?もしくは③その両方なんですかねぇ?いや④全く関係ないんですかねぇ?以上4択から選べるようにしてこのページの一番下に置いておきますので、気軽にクリックで投票してみてくださいね!

さて、写真を見てもらいましょう!今回はかなりフェチな写真になっちゃいました(汗)なにも知らずにこのページにたどり着いた女の子なんかからしたら、今回のフェチ度はもはや事故レベルですよね(猛爆)ドン引き中のドン引きでしょwwwwwwwwwピザオブデスの事務所で撮ったんですけど、実際ピザの経理の女性に撮影風景を見られてしまって、やっぱりドン引きしてましたwwwwwwwww撮影中にドアを開けられて「あ…なんか、見てはいけないものを見てしまったような…」って言われましたwwwwwww鶴の恩返しかよwwwwwww
だってあまりにも綺麗なギターなんで…余談ですが写真を撮る前に1時間、撮った後に1時間、じっくりと眺めました。やっぱり名器だけあって…いやいや、そっちじゃなくて、あ、いや、どっち?えっと、ど、どっちでもじっくり眺めますけど、いや眺めてもしょうがないのかな入れなきゃ意味ないのかな?とかなんとか言いながらも、眺めるだけで気持ちが満たされて時間が過ぎていってしまうギターなんて…かつて「カレーは飲み物だ」という名言を残したウガンダさんの気持ちがわかってきますね!

しかしゴージャスですね!気品のあるヴィンテージホワイトに、ゴールドのバインディング!そうです!ホワイトファルコンと言えば!ホワイトもさることながら!ゴールドのバインディングがかっちょいいんです!…ホワイトファルコンが最初にこの世に登場したのが1955年。すでにホワイトボディーにゴールドフレークのバインディングを身にまとっておりました。この組み合わせは発明だったんだと思います。
ヘッドに目を向けると、グローバーのインペリアルペグ!そして「THE WHITE FALCON」と刻印されたプレート!そしてなんと言っても特徴的な V シェイプのファルコンヘッド!ちなみにボクは V ヘッドの角をよくぶつけてしまうので、そこだけガッツリと打痕が入ってます。そんでそれを写真に収めようとしたんですが…悲しいことにピンが合いませんでした(泣)
よく猪郷さんと話すのが「なにを以ってしてファルコンと定義するのか?」というポイント。明確な定義は実はないらしいのですが…箱モノにこの V ヘッドとスパークルのバインディングを採用することでファルコンと定義するのではないか?と…あくまでも猪郷さんのボクの「2人 Gretsch ファンクラブ」内でのヒソヒソ話レベルなんですけどね…でもそれっぽくないですか?
そして最大17インチのボディー幅、さらにネックはロングスケール。デカいです。小柄なボクが持つとギターというより、昔の幼稚園児が肩から下げてる弁当箱入れといった感じですw
そういえば弾き始めた頃は結構ロングスケールが気になったなぁ…特にローフレットはちょっと大きく指を開かなきゃいけないような気になったり、実際そうだったり…でも慣れてしまえばどうってことない、なーんも気になんないです。

前回紹介した「Baby」もそうなんですけど、ネックのインレイが結構おもしろくないですか?これは Gretsch のギターが多く採用している「サムネイル」と呼ばれるポジションマークなんです。ネックのポジションマークって真ん中にあるイメージじゃないですか?だから一見弾きづらそう、というか判りづらそうに見えますよね?でも実際に弾くとそうでもないんですよ。
逆にネックサイドの黒い鼻クソみたいなポジションマーク、こいつは使い物になりません(猛爆)いや、家やスタジオで弾いてるぶんには全然大丈夫なんですけどねwwwライティングが激しいステージなんかにいて、歌を歌いながらパッとネックに目をやると、光の具合や色合いによっちゃーバインディングのゴールドに埋もれて、ポジションなんか全くわからなくなってしまいますwwwwww一度あったんですよwwwwwwストリップ小屋かっちゅーくらいムーディーに真っ赤に照らされちゃってwwwwwwwwwいや、ストリップしますけどねwwwwwwwwwwwでもそん時はマジメに弾いてたんですよwwwww一瞬ネックを見たらギランギランに光っちゃっててwwwwwwwwww弾けねーっつーのwwwwwwwwwもうネックから手を放してプレイ放棄しちゃいましたよwwwwwwwwそんでライブ後に照明のやつを怒鳴り散らしてやりましたwwwwwwwww「次オレがレオ君弾いてる時にあの照明しやがったらブッ殺すぞ!」ってwwwwwwwwwwwwwwwwwwww「あんなに真っ赤にしやがって!ドリフじゃねぇんだぞバカ野郎!」ってwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwそしたらギターテックのミチュ君が蓄光のテープを貼ってくれました。これで万事解決!ともだちんこわっしょい!
今はハイフレットの方にだけ付いてますけど、ただ剥がれていっちゃっただけで、本来は12フレットから下のポジションにも貼ってます。これを貼っておけばどんな照明でもダイジョウブになりました。
マジな話、装飾美と機能性を同居させるのはなかなか難しいことですね(キリッ

あとは…ほんの小さな打痕や、Bigsby やブリッジ近辺のサビなんかも撮ってみました。もうすでに数カ所に緑青が発生しているのが確認できますね。これ今回の推しです(猛爆)
もう一つの推しポイント!ピックガードの写真をご覧下さい!ネジがサビてますねぇ!これ、ボク的にはめちゃめちゃイケてるんですけどー!
上手く撮れなかったんですけど、本当はもっと全体的に使用感あるんですけどね。打痕とまでもいかない無数の傷は、上手く写真に収められませんでした…。まぁいっか!オレ、カメラマンじゃねーし!

一番最後の写真、つい最近ブリッジを交換しましたー。実は交換の目的はブリッジそのものではなく、「コマ」の部分なんですけどね。「KTS」というブランドのチタン製のコマに変えてみました。もう少しだけサスティンが欲しいなぁ…と悩んでたのですが、神田商会の重田さんのお勧めで、若干マニアックな改造をしてみました。もしこれが吉と出れば…他の Gretsch にも付けるんずらーーー!そのあたりのことは、今後紹介していくギターの中で随時報告していきます!

他の改造点は…ピックアップを TV Jones Classic から TV Jones Classic Plus にリアのみ交換、それから Treble Breed 回路を搭載してます!これ大事だった(汗)
「Treble Breed って何ずら?」ってお思いの方、それもまた今度解説します。

んだば!

16/04/5

No.19 Gretsch G6136T-LTV / name:Leo
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