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guitar

No.31 Woodstics 助六 Jr. Proto

name: Easy

 Woodstics Guitars の連投です。しかし今回は発売記念だと思ってご容赦ください!

「発売記念!?」そうなんです、今回ご紹介するこのギター、完成から2年、ついに発売することになりました!!

リリース日は2021年11月15日!是非お近くの楽器店を覗いてみてください。

そんなにいっぱい生産しているわけではないので、すぐに欲しい方は ESP 系列店がオススメです。ESP 系列以外の楽器屋さんでも取り扱っていただける場合もありますので、お店の方に訊いてみていただけると嬉しいです。

「ボクが所有している助六 Jr.」を紹介するわけですが、「Woodstics ってなに?」とか「助六ってなに?」ってところはもう飛ばしますね。過去の文章で説明していますので、皆さんもうご存知だという前提でお話していきます。このコーナーを読む方でそれをご存じない方はさすがにいらっしゃらないとは思いますが(ジロッ)(wwwww)。

それではまず製品の情報について!このギターの正式名称は「WS-SR-Jr」といいます。解読が若干難しいんですが……「ウッドスティックス – スケロク – ジュニア」、そのまんまやないかい!ボクの所有機はそのプロトタイプになります。カラーはシトロン・グリーンです。このカラーとキャンディー・アップル・レッドの2パターンをリリースします。キャンディー・アップル・レッドは言わずと知れたミナミちゃんカラーです。

ボディーは助六そのまんまを少し薄くして、フラットトップにしました。ヘッドが!懐かしい「助六ヘッド」ですよ!

材はボディーとネックにはマホガニー、指板にはパーフェローを使用。ピックアップは Saymour Duncan の P-90 を一発のみ搭載、コントロールは1ボリューム、1トーンという潔さ。ストラップピンが従来の助六は6弦側のホーンに付いていましたが、これはボディーの裏側にきています。ペグはゴトー製のロック式を採用です。

そうなんですよ、お気づきとは思いますが、ノリは Les Paul Jr. 極めて近い 。なので名前も助六 Jr.。

製品はこのようなルックスです。

 

Woodstics 助六 Jr. Proto: Easy

 

ボクは最近ストップテイルピースを外しバダスタイプのブリッジに交換しました。これについては後述しますが、製品は写真のように T.O.M. ブリッジにストップテイルピースという仕様になります。

さてボクの所有機「Easy」について話しましょう!なぜ「Easy」という名前なのか?このようなシンプルなロックンロールギターですから、持つとギターを弾くってことがとても簡単なことのように思える。ギターを弾くことが簡単というよりは「ロックンロールなんて簡単だぜ!バーンとやっちゃえばいいんだよ!」って感じることができる、でしょうか?とにかくとてもイージーな気持ちにさせてくれるんです。ってわけで「Easy」と名付けました。そのまんまやないかい!

プロトには珍しくシリアルナンバーがついてます。1929501です。7桁の数字って銀行口座の番号みたいですねwwwww

こいつがボクの手元に来たのは2019年の7月です。まだ2才とちょいじゃないですか!しかも来て数ヶ月ほどでコロナ禍に突入、ライブができなくなり、ぶん回す機会もなかったはずです。しかしその割には打痕がすごいですよね?

これには宮本浩次さんが深く関わっているんです……。宮本さんファンの方、エレカシファンの方は焦るでしょうねぇ……「え?またミヤジがなんかやっちゃったの?ゴメンねー、健さん!!」いやいや、そんなんじゃないっすよ(横山の優しい笑顔で) 宮本さんに荒く扱われて打痕が付いちゃったとかそういう話じゃないんです(横山の仏の眼差しで)

ここで「宮本さんと打痕の関係性」!!近年の ESP はとても忙しく、注文してから半年や1年待ちは当たり前になってきています。昔は4~5ヶ月あれば上がってきたのになー。こいつを注文した頃にはすでに忙しくなってきていた模様だったのですが、ボクはそれを知らず。直近に発注して「8月に間に合わせて欲しいなー」なんてほざいていました。だから注文は春頃だったんでしょうね。でも「工場がパンパンでさ、年末くらいになっちゃうかもよ」とのこと。えー!それは困る!!なぜならその年の「ROCK IN JAPAN FESTIVAL 2019」で宮本さんと一緒に演ったんですが、そのステージで弾きたいっていうのが狙いなんっすもん!「going may way」っていう曲がポップでストレートなロックンロールなので、それで弾きたかったんです!頼み込んで、無理矢理早く塗装なんかを終わらせてもらいました。強引ですけど(わざとじゃないです、”going my way”とかけてません白目)、男だったらやらなきゃいけねぇ時があるっすーー! つまり塗装自体もそもそもすごく薄く、もしかしたらちゃんと100%乾く前にボクのところに来たかもしれません。

本当に塗装が極薄なんですよ(極薄で気持ちが上がるのはコンドームとギターの塗装です)(コラーーーwwwwww) 極薄の利点は、ギターの鳴りを損なわないこと。弱点は傷が打痕が付きやすい。それで人前で弾く機会がそこまでなかったはずなのに、打痕はバッチリ付いてるんですねー。

つまり……宮本さんのライブに間に合わせるために、塗装が薄くなった、その分打痕が付きやすくなった。というわけなんですよ!なんか思わぬ楽しい話でしょ??www

実際あまりライブで弾いてないギターにしてはすごいんですよ、打痕。ネックにまでガッポリついちゃって。ボディーなんかエッジのところがガンガン削れちゃってますね。うーん、カッコいいなぁ。

まぁライブの機会はなくても、こいつは結構家で弾くんですよ。近年は家弾きはすっかり箱モノで定着していたんですが、久々に家で弾くソリッドボディーのギターになってます。ってことはですよ?家であちこちにぶつけてるってことですね(汗)他のギターにもぶつけたりしてますが、ぶつけられた方のギターには打痕は付いてません。こいつ、当たり負けしてます。

あと塗装の薄さの証としては、ボディーバックを見て下さい。ちち丸のステッカーの上部に、横に二本線が入っていませんか?それ塗装割れで、クラッキングとかウェザーチェックとか呼んだりします。これは打痕と違って、寒暖の差や経年変化なんかで入ったりします。本当にギターによっては、ひと冬超えるとクラッキングが入ってたりするんですよ。こういうのを見ると、ギタリストとしては嬉しいんですよ!「おー、こいつと生きてる!」って気になるんです。

「塗装が薄い=正義」みたいな書き方してますが、打痕やクラッキング、嫌いだって人もいると思います。ギターをキレイな状態のままキープしたい人も必ずいるでしょう。自分で所有する分にはまだ良いですけど、中古市場で売りたい場合は傷の入り具合で査定も変わります。ボクは基本的には一度所有したギターはよほどのことがない限り手放さないので、全く気にしません。
それから塗装にはギターを守るという大きな使命もあります。湿度や、それこそ打痕がつくような衝撃から守るんです。だから塗装が薄いギターというのはフルチンに限りなく近いんです。守られていない。

ボクはフルチン上等ですけどね(座っちゃった目をして)

交換したパーツについてのお話です。Les Paul Jr. にはブリッジにはバダスタイプが付いてます。それとの差別化を図るために、敢えてブリッジ部は T.O.M. ブリッジとストップテイルピースを採用しました。敢えてだったんですけどね……なぜか交換したくなっちゃいましたwwww それじゃあ元も子もねぇじゃねぇかってwwwww そうなんっすけどねwwwwww 横山、迷走中ですwwwwwwww

バダスタイプのブリッジもいくつかのブランドが出していますが、ボクがチョイスしたのは MONTREUX(モントルーと読みます)というブランドのものです。ピョンと突き出たネジがシブいっす。これに交換したら、ビブラートをかける時などの弦のアクションが良くなったような気がします。気がするだけかもしれませんが(猛汗)

ストップテイルピースのスタッドボルトの跡地ですが、そのままにしておきました。また気が変わって戻したくなったら戻せますし、なにしろルックスがシブいっす。なにかをしまいたい時などにも使えそうです(使えねぇよ)(wwwwwwwwwww)

草を生やしながらいろいろ書きましたが、早くこいつを持ってツアーにバンバン出れるようになりたいですねぇ。P-90 なのでセットリストによっては持っていっても使わない日もあるでしょうが、ここってところで弾けたら楽しいなぁって思ってます。そういう使い方もシブいっす。

2021/11/7

No.31 Woodstics 助六 Jr. Proto / name:Easy
  • No.31 Woodstics 助六 Jr. Proto
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