このサイトはJavaScriptがオンになっていないと正常に表示されません

Ken Yokoyama 8th Full Album「Indian Burn」特設サイト

Ken Yokoyama New Single [These Magic Words] リリース特設サイト

guitar

No.15 Gibson Custom ES-335 Dot Gloss faded Cherry

name: Chuck

Chuck です。チャックと呼びます。

近年、箱ものギターにズッポシとはまっている横山ですが、こいつが横山を箱ものの世界にはまらせた張本人です。
音もルックスも好きなんですが、そういう自分的歴史の意味でも、たぶん一生手放さないです。

もうあちこちで話しまくってることですが、2014年初頭に Gibson Japan の栗田さんから紹介されオレのところにやってきました。以前にもほんの少しは箱ものを触ってたことあったんですけど、そこまでズッポシはまるほどではなかったんです。でもこいつを手にした時、何故だかわからないけど、新しい感覚が手元にあって、それからギタープレイの可能性が頭の中に広がっちゃって…今では皆さんご存知の通りの有様ですよ…。それはこいつが良いギターだからだ、という他ないんですが…なにか不思議な力を秘めたギターなんですよ、こいつは。

チャックは、もちろんチャック・ベリーさんのチャックを拝借しました。チャック・ベリーさん自身は…ES-335 ももちろん持ったとは思いますが、ES-350 や、バリトンスイッチの付いた ES-345 が有名だと思います。しかしオレにとっては「ESシリーズ」というだけですでに「チャック」なんです。

よし、まずスペックから行きましょうか!材はラミネイテッド・メイプル・トップ&バック、マホガニーのネックに、フィンガーボードはローズウッド。
色はもう Gibson 独特のチェリーレッド!エレキギターの代表的な色の1つ、もはやロックアイコンですよね。ポジションマークはパーロイドのドット、これがまたシンプルでかっこいい!ヘッドには王冠を模した、これまたお馴染みのクラウンインレイ。全てが王道中の王道イってます。
ここで目を惹くのが、クリーム色のバインディングですよね…。これがね、なんともカッコいいんですよ…。実物は写真で見るよりも、もっとクリーム色が強いです。つまり写真が下手だってことなんですけど(猛爆)
搭載ピックアップはリア/フロントともに 57Classic です。

ブリッジ近辺なんですけど…Freddy のところでも話しましたけど、こいつに「ビグスビーを付けたい!」と思い、栗田さんに相談したところ「ちょっと待ったー!」と言われ、ビグスビー付の Freddy を紹介してもらった、という経緯があります。「ちょっと待った」というのも、当時栗田さんに「ビグスビーを付けると音が変わるから、これはこのまま使った方がベターでは?」という意味だったのを覚えています。なのでこいつはストップテールピースのままです。

一枚、変な傷の写真ありますよね?ボディー裏の打痕…打痕というかこれはバックル痕と呼ぶ方が適当なのかなぁ?「バックル痕」というのは、文字通りベルトのバックルによる傷です。おもしろいもんで、というか当たり前なんですが、ヴィンテージやオールドギターのバックル痕を見ると、時代によって高さが違ったりします。むかーしのギタリストは構えが高かった、つまりバックル痕はギターの下の方に付く…これは「バズリズム」に出演させていただいた時のバカリズムさんを参照して下さい。その後ハードロック期やパンクロック期を迎えて構えの低いギタリストが現れ、彼らが付けたバックル痕の位置は低い…これはマギーちゃんを参照。ちなみにオレの場合は、ギターが低すぎてバックル痕は付きません(猛爆)いや、厳密に言うと付きますけどね!でもほら、Tシャツがバックルを隠しますから、あまり付かないんですね。ですから、バックル痕バリバリのギターは「シャツをズボンにインしている人」が愛用してたという仮説が成り立ちますね!そういうところ一つとっても、ギターってなかなかおもしろいもんです。
ちなみにこいつのバックル痕は…これ最初からあったのかなぁ?もしかしたらオレかなぁ?もう忘れちゃったー!オレが入手した時はこれほど使用感はなかったんだけど、オレにしちゃー位置がおかしいなぁ。あ、オレのチン毛って銅線バリに硬いから、座って弾いた時のチン毛の痕かもなー。
…あーっ!わかったぜーっ!これこそ妖怪チン毛散らしのしわざ(以下略)

ちなみにこいつはプロトタイプです。シリアルはA99849。2009年製だそうです。じゃあまたお馴染み Gibson Japan の栗田さんにもうちょっと詳しく話を聞いてみましょう!「栗田さーん、教えてー!(ここは若干リヴァーブをかけて下さい)」
「1959年より50年を迎えた2009年リミテッドランとして、日本市場に投入するために開発された1959タイプ・メンフィス・ファクトリー生産の ES-335 プロトタイプ。
2009年はメンフィス・ファクトリーが本格的なヴィンテージ・タイプの335の開発、生産を開始した年であり、ES 用のホットプレス・マシンを持つ唯一のギブソン・ファクトリーとしての意気込みが感じられる製品。リリースは2009年10月。
パイロットラン的に製作された初号器 A99849は、関係者内覧、プレスリリース作成、メディア向けの試奏器等に用いられた後、倉庫保管されていたもの。2014年、横山氏によるサウンド・チェックのために再び調整され、現在再稼働中。」
なるほど…ここも Freddy と同じ様な道のりを辿ってるんですね。

ちなみに、もう1枚若干変な写真があるのに気がつきました?上から丁寧にラミネートテープを貼れたカメハメハ大王みたいなステッカーありますよね?あれステッカーじゃないんです。ハワイで買ったチョコレート・コーヒービーンズがやたらと美味しくて感激して、ラベルをギターに貼ろうと思って慎重に袋から剥がそうとしたんですけど…途中で失敗しまして(猛爆)なんとか原型は留めたので、上からラミネートテープで貼りましたwww
これ栗田さんも知らないから…焦るだろうなー(汗)

No.15 Gibson Custom ES-335 Dot Gloss faded Cherry / name:Chuck
  • No.15 Gibson Custom ES-335 Dot Gloss faded Cherry
  • No.15 Gibson Custom ES-335 Dot Gloss faded Cherry
  • No.15 Gibson Custom ES-335 Dot Gloss faded Cherry
  • No.15 Gibson Custom ES-335 Dot Gloss faded Cherry
  • No.15 Gibson Custom ES-335 Dot Gloss faded Cherry
  • No.15 Gibson Custom ES-335 Dot Gloss faded Cherry
  • No.15 Gibson Custom ES-335 Dot Gloss faded Cherry
  • No.15 Gibson Custom ES-335 Dot Gloss faded Cherry
  • No.15 Gibson Custom ES-335 Dot Gloss faded Cherry
  • No.15 Gibson Custom ES-335 Dot Gloss faded Cherry
  • No.15 Gibson Custom ES-335 Dot Gloss faded Cherry
  • No.15 Gibson Custom ES-335 Dot Gloss faded Cherry